近畿税理士会左京支部所属

News Letter

 

                                                                      令和6年4月1日発行

━━ 今月のご案内 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

●定額減税のご案内

●各種保険料のご案内

●季節の話題(豆知識)

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>> 定額減税のご案内 <<


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★定額減税の対応を進めましょう

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 今年6月から所得税・住民税の定額減税が開始されます。

 毎月の源泉徴収税額から定額減税額を控除する場合、給与支払者は、5月

には従業員から「源泉徴収に係る定額減税のための申告書」を回収するよう

にしましょう。


【国税庁HP 定額減税特設サイト】

  https://www.nta.go.jp/users/gensen/teigakugenzei/index.htm


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>> 各種保険料のご案内 <<


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★4月からの各種保険料について

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 4月からの各種保険料の変更内容をお知らせします。


1.雇用保険料率

 令和6年度は料率の変更はありません。


2.国民健康保険料

 保険料の上限が引き上げられました。(104万円→106万円)


3.労災保険率

 業種により異なります。厚生労働省HPでご確認ください。

◆労災保険率表(PDF)(厚生労働省)

 https://www.mhlw.go.jp/content/rousaihokenritu_r05.pdf


4.全国健康保険協会(協会けんぽ) 健康保険料率・介護保険料率

 令和6年3月分(4月納付分)以降から変更になります。

(1) 健康保険料率

  都道府県により異なります。協会けんぽからの案内等でご確認ください。

◆令和6年度都道府県単位保険料率(協会けんぽ)

 https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g7/cat330/sb3130/r06/240205/


(2) 介護保険料率

  1.82%から1.60%に引き下げられました。



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>> 季節の話題(豆知識) <<


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★お花見

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 お花見といえば、皆さんはどんな花を思い浮かべますか?

 お花見=「桜」の花、という方も多いのではないでしょうか。

 お花見の起源は奈良時代。貴族の行事から始まったと言われています。

当時は、「梅」の花を観賞していたようです。

 現代のように桜の花を観賞するようになったのは平安時代。嵯峨天皇が

催した「花宴の節」からと言われています。

 どちらの花も、満開の時期は何とも言えない美しさを感じます。

 暖かい日は、お花見に出かけてみませんか。


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★卯月

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 卯月は卯の花(ウツギの花)が咲く季節なので、「卯の花月」の略とする

説が有力とされていますが、卯月の「う」は「初」や「産」を意味し、一年

の最初を意味としたとする説もあります。

 春の季語で「山笑う」という語がありますが、春になり木々が芽吹きの季

節になると、雪国の山は春紅葉や山笑うなどと称される淡い美しさに包まれ

ます。

 春は入社式、入学式、入園式と人も新しい芽をだし輝く季節ですね。


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★清明(せいめい)

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 二十四節気のひとつ。4月5日頃、または、この日から穀雨までの期間を

いいます。

 いよいよ冬と決別して温暖な季節となるので、旧暦時代には4月1日を衣

替え(ころもがえ)の日としていました。この日から冬の着物の綿入れの綿

を抜いて袷(あわせ)に衣を替えたことから、四月一日と書いて「わたぬき」

という姓があるほどです。

 お花見シーズンとなり、楽しい宴会を予定されている方も多いかと思いま

す。花より団子という言葉がありますが、心落ち着けてゆっくりと花を眺め

てみるのもよいのではないでしょうか。


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★穀雨(こくう)

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 二十四節気のひとつ。4月20日頃、または、この日から立夏までの期間

をいいます。

 田畑の準備が終わり、春の雨の降るころとされています。

 穀雨とは文字通り雨が百穀を潤すことから名づけられたものです。この春、

生活環境の変化があった方も多いでしょう。変化にも慣れ、ほっと一段落し

たところで気が緩みがちです。五月病などにならぬよう、育ちの雨を受けて

ここでもう一度気を引き締め直しましょう。


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★八十八夜

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 八十八夜は、季節の変化の目安となる雑節のひとつで、立春を起算日とし

て88日目にあたる日をいいます。

 八十八夜は春から夏に移る節目の日、夏への準備をする決まりの日、縁起

のいい日とされてきましたが、「八十八夜の忘れ霜」「さつき寒」とも言い、

霜もなく安定した気候かと思えば、急に気温が下がって、霜が降ることもあ

ります。


 「霜なくて曇る八十八夜かな(正岡子規)」

 茶摘みが最盛期である八十八夜、八十八夜に摘まれた新茶は不老長寿の縁

起物としても知られています。

 美味しいお茶を飲んで初夏を迎えませんか。


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